先日、藤河内渓谷の観音滝・木内山岳へ至る登山道で黄色の塗料によるマーキング被害がありました。場所によってはコケをはがして塗りつけるなど、やや悪質な方法もみられたようです。観音滝までのコースは樹林地帯のため岩に目印は必要ありません。樹木へ塗料を塗ることは、自然の美しさを損なう行為です。樹林と渓谷が織りなす景観美を楽しみに来てくださる皆様のためにも、こういった行為はお控えくださるよう、お願いいたします。
特に利用者の多い観音滝に至るコースでは、有志が除去作業を行ってくださいました。祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク推進協議会では、各山岳を熟知した方々の力をお借りして、道迷いをなくすため必要な場所にピンクテープを付けています。こちらを目印に登山やトレッキングをお楽しみください。(写真は提供)