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延岡市役所で行政機関担当者会議・勉強会を対面開催

6月30日、延岡市役所で2年ぶりに対面で行政機関担当者会議を開きました。祖母・傾・大崩ユネスコエコパーク学術委員の河野耕三・元綾町照葉樹林文化推進専門監を講師にお招きし、ユネスコエコパーク(BR)の基本と、定期的検討についてお話ししていただきました。植生について国内でもトップレベルの植物社会学者でありながら、綾町の非常勤職員として綾BRの定期報告書を書き上げた河野先生。「世界への貢献を常に意識して取組を進める」「エリア住民の生活が祖母BRのおかげでよくなることを目標に置く」というお話は、新たに担当となった職員が多い中、大いに今後の参考となりました。
午後からは場所を延岡市北川町の北川湿原に移し、家田の自然を守る会・岩佐美基会長の案内で、BRを象徴する「人と自然が共生する地域」を視察。もとは湿地を生かして水田だった場所が、機械化が進むにつれて泥が深いため稲作が行われなくなり、希少種が繁茂する湿地に戻ったこと、湿地の水源は今も周辺の耕作に活用されていることなど、常に人とかかわりを持ちながら貴重な生態系を育む北川湿原の重要性を認識しました。
その後、延岡市が計画しているユネスコエコパーク拠点施設の予定地で、同市の整備事業について説明を受け、今後の予定や活用方法、予算等について意見を交わしました。

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